第3章 「電気応用」
 照明では、光源の種類・特徴、蛍光灯の点灯方式、点光源による照度・室内照明設計等の基本的な計算
 電熱では、電気加熱方式、熱量・電熱の計算
 電気応用では、揚水ポンプ・巻上機等の電動機の所要出力を求める計算
 等がよく出題されています. 
「重要事項のまとめ」(PDFファイル)
照 明 電 熱 電動機応用
照 明 
光源の種類・特徴 蛍光灯 照度・光度の計算
光源の種類・特徴

問題1
 次の光源に関する記述のうち、誤っているものは。

                        
 イ. 白熱電球は、過電圧で点灯すると寿命が短くなる。
 ロ. 白熱電球は、低電圧で点灯すると光束が減少する。
 ハ. 蛍光ランプは、低電圧で点灯すると寿命が長くなる。
 ニ. 蛍光灯は、過電圧で点灯すると光束が増加する。

問題2
 光源の種類を、光源の効率(lm/W)の高いものから低いものの順に、左から右に並べたものは。


 イ. 白熱電球−ナトリウム灯−蛍光灯−高圧水銀灯
 ロ. ナトリウム灯−蛍光灯−高圧水銀灯−白熱電球
 ハ. 蛍光灯−ナトリウム灯−高圧水銀灯−白熱電球
 ニ. ナトリウム灯−高圧水銀灯−白熱電球−蛍光灯
蛍光灯
問題1
 蛍光灯に関する記述として誤っているものは。  
         
イ. 予熱始動形で、グロ−ランプに並列に接続されているコ ンデンサは雑音防止用である。
ロ. 室温が20[゚C]の場合より、0[゚C]の場合の方が暗くなる。
ハ. 定格電圧より10[%]低い電圧で使用すると、蛍光ランプ の寿命が長くなる。
ニ. 定格電圧より10[%]高い電圧で使用すると、蛍光ランプ の光束が増加する。
問題2
 インバータ式蛍光灯に関する記述として誤っているものは。
 イ. 点灯周波数が高いため、ちらつきを感じない。
 ロ. 約1秒程度と比較的点灯時間が早い。
 ハ. 安定器の小形、軽量化がはかれる。
 ニ. 点灯周波数が高いため、騒音が大きい。
照度・光度の計算
問題1
 図1のように光源から1[m]離れたa点の照度が100[lx]であった。
 図2のように光源の光度を2倍にし、光源から2[m]離れたb点の照度[lx]は。


  イ. 50  ロ. 100  ハ. 200  ニ. 400

問題2
 床面積72[u]の部屋の床面を平均照度400[lx]に照明するのに必要な40[W]2灯用蛍光灯器具(ランプ1灯当たりの光束は3,000[lm])の台数は。
 ただし、床面の照明率は0.4、保守率 は0.75とする。
                        
  イ. 12  ロ. 16  ハ. 24  ニ. 32 


電 熱
問題1
 家庭用電磁調理器の加熱原理に該当するものは。 
                        
   イ. 抵抗加熱   
   ロ. 誘電加熱      
    ハ. 低周波誘導加熱
   ニ. 高周波誘導加熱
問題
 温度20[゚C]の水360[l]を5時間で85[゚C]に加熱する電気温水器の消費電力[KW]は、およそ。
  ただし、水の比熱は4.2[KJ/s・゚C]とし、温水器の効率は90[%]とする。

              
   イ. 4  ロ. 5  ハ. 6  ニ. 7
電動機応用
問題1
 揚水量毎分2[m3]、実揚程10[m]の揚水ポンプ用電動機の所要出力[KW]はいくらか。
 ただし、ポンプ効率は80[%]、総揚程は実揚程の1.1倍とする。            

  イ. 3.5  ロ. 4  ハ. 4.5  ニ. 5

問題2
 重量3,000[Kg]の物体を毎分32[m]で巻き上げるのに要する巻上機用電動機の出力[KW]は、およそ。
 ただし、巻上機の効率は80[%]、裕度20[%]とする。

                        
   イ. 16  ロ. 19  ハ. 22  ニ. 24
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 第9章
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