筆記試験「一般問題」(全40問)のうち、毎年6〜7問は、基礎理論の計算問題が出題されています。 計算問題が多いので、分数・指数の計算は、確実に手計算(筆算)できるようにしてください。 また、抵抗回路、単相・三相交流回路の解き方を十分学習すると、毎年出題の多い配電理論(電圧降下・電力損失・力率改善など)の計算問題にも十分対応できます。 |
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「重要事項のまとめ」(PDFファイル) | ||||
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直流回路 | 導体の抵抗・温度係数 | 電気磁気 | コンデンサ回路 |
単相交流回路 | 三相交流回路 | 電気計測 | 過渡現象 |
直流回路 |
抵抗の直・並列回路 | ブリッジ回路 | 2電源の回路 | 倍率器と分流器 |
抵抗の直・並列回路 | |
問題1 図のような回路で,抵抗R1の値[Ω]は. イ. 10. ロ. 15 ハ. 20 ニ. 25 |
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問題2 図の回路において,電圧計の指示値は,スイッチSを開いているとき6[V]で,スイッチSを閉じると5[V]であった.電池の内部抵抗の値[Ω]は. イ. 0.1 ロ. 0.2 ハ. 0.3 ニ. 0.4 |
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ブリッジ回路 | |
問題1 図のような回路で,電流Iの値[A]は.ただし電池の内部抵抗は無視する. イ. 4. ロ. 6 ハ. 8 ニ. 10 |
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問題2 図のような回路で,電流計C流れる電流[A]は. イ. 0.1 ロ. 0.5 ハ. 1.0 ニ. 2.0 |
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2つの起電力を含む回路の計算 | |
問題1 図の回路において,a-b間の電圧が104[V]の場合に,0.3[Ω]の抵抗を流れる電流I1は,0.6[Ω]の抵抗を流れる電流I2の何倍か. ただし,電源の内部抵抗は無視する. イ. 0.5. ロ. 1 ハ. 2 ニ. 4 |
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問題2 図のような回路のAB間の電圧[V]は. イ. 1.0 ロ. 1.5 ハ. 2.0 ニ. 2.5 |
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倍率器と分流器 | |
問題1 図のような回路において端子AB間に電圧V0[V]を加えたとき,電圧計はV[V]を指示した.倍率器の抵抗R[Ω]を示す式は。 |
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問題2 電流計の内部抵抗の1/5の抵抗値をもつ分流器を,電流計と並列に接続した場合,電流計の指示値は,分流器を接続しないときの何倍か。 |
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導体の抵抗と導体の温度係数 |
電気磁気 |
コンデンサ回路 |
静電容量・エネルギー | コンデンサの接続 |
静電容量と静電エネルギー | |
問題1 静電容量5[μF]のコンデンサを直流2[kV]で充電したときの静電エネルギ−[J]は. イ. 5 ロ. 10 ハ. 15 ニ. 20 |
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問題2 面積S[p2]の平行板を間隔d[o]で向かい合わせ,その中に誘電率ε[F/m]の誘電体を充填した.この場合のコンデンサの静電容量[F]は. |
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コンデンサの接続 | |
問題1 図において,電圧計Pの指示がE[V]の とき,E0の値[V]は. |
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問題2 図のようなコンデンサを接続した場合の合成静電容量[μF]は. イ. 2.0 ロ. 6.7 ハ. 6.9 ニ. 9.0 |
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単相交流回路 |
正弦波交流の性質 | R・L・C直列回路 | R・L・C並列回路 | R・L・C直・並列回路 |
正弦波交流の実効値・平均値・周期等 | |
問題1 図のような正弦波電圧波形に関する記述として,正しいものは. イ. 周期は5[ms]である. ロ. 周波数は100[Hz]である. ハ. 実効値は200[V]である. ニ. 平均値は100[V]である. |
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問題 図に示す電圧波形,電流波形に対する電圧ベクトル,電流ベクトルを示すベクトル図として,正しいものは. |
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R・L・C直列回路 | |
問題1 図のような回路の誘導リアクタンスXL[Ω]の値は. イ. 5.0 ロ. 7.5 ハ. 10.0 ニ. 12.5 |
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問題2 |
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問題3 図の回路において,回路電流が最大となる電源周波数[Hz]は. |
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R・L・C並列回路 | |
問題1 図のような交流回路に流れるIの値[A]は. イ. 2 ロ. 10 ハ. 14 ニ. 22 |
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問題2 図のような交流回路で、スイッチSを閉じる前と閉じた後の電流計Cの指示値の差[A]はおよそ. イ. 10 ロ. 20 ハ. 30 ニ. 40 |
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R・L・C直・並列回路 | |
問題1 図のような回路で,全消費電力が3.2[kW]であるとき,抵抗Rの値[Ω]は. イ. 2.0 ロ. 3.1 ハ. 3.9 ニ. 5.0 |
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問題2 図に示す単相交流回路において、負荷電流は10[A]、負荷の力率は80[%](遅れ)である. 電流Iが最も小さい回路は. |
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三相交流回路 |
△結線 | Y結線 | △−Y結線の等価変換 |
△結線回路 | |
問題1 図のような三相交流回路に流れる電流Iの値[A]は. イ. 14.2 ロ. 20.0 ハ. 24.8 ニ. 34.6 |
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問題2 |
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問題3 図のような回路の全消費電力[kW]は. イ. 2.0 ロ. 3.0 ハ. 3.5 ニ. 6.0 |
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Y結線回路 | |
問題1 R[Ω]の抵抗3個をY結線して,三相交流電圧200[V]を加えた場合,線電流は10[A]であった.同じ抵抗R[Ω]をΔ結線にして,同じ三相交流電圧を加えた場合の線電流[A]は イ. 10 ロ. 20 ハ. 30 ニ. 40 |
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問題2 図のような三相交流回路で,A線が断線すると,この負荷の消費電力は断線前の何倍となるか. |
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【 | |
△−Y結線の等価変換 | |
問題1 図のような回路で,端子a,b,cに三相平衡電圧を加えたとき,各相の線電流を等しくするためには,Rの値[Ω]はいくらにすればよいか. イ. 3 ロ. 5 ハ. 10 ニ. 12 |
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電気計測 |
電気計器の種類 | 単相電力・力率測定 | 三相電力の測定 |
電気計器の種類 | |
問題1 指示電気計器の動作原理を示す記号のうち,交流回路に使用できないものは. |
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問題2 可動鉄片形計器の駆動装置の動作原理として正しいものは. イ. 振動片共振作用を利用する. ロ. 静電力を利用する. ハ. 移動磁界と渦電流との作用を利用する. ニ. 電磁力を利用する. |
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単相電力・力率の測定 | |
問題1 図のような単相電力計により,負荷の電力を測定する場合の結線方法として正しいものは. ただし,電源電圧は200[V]であるとし,電力計の電圧コイルは負荷側に接続するものとする. イ. ロ. . ハ. ニ. |
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問題2 交流回路に接続された誘導形電力量計の回転円板の速度を測ったところ,10回転するのに36[s]を要した. 電力量計の計器定数(1[kWh]当たりの円板の回転数を表す定数)の表示が1000[rev/kWh]であるとき,負荷電力[kW]は. イ. 1 ロ. 2 ハ. 3 ニ. 4 |
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三相電力の測定 | |
問題1 図のような三相交流回路において,電力計W1は0[W],電力計W2は1,000[W]を指示した. この三相負荷の消費電力の値[W]は. イ. 500 ロ. 1,000 ハ. 1,500 ニ. 2,000 |
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問題2 図のような三相交流回路において,電力計W1=3[kW],W2は1.8[kW]を指示した. 線間電圧Vが200[V],線電流が17.3[A]であったとすれば,この負荷の力率[%]は,およそ. イ. 60 ロ. 70 ハ. 80 ニ. 90 |
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過渡現象 |
問題1 図のような回路において、スイッチSを閉じた瞬間から、定常状態に至るまでの回路に流れる電流Tの変化を示す図は. |
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