受電設備の構成機材については、その機能、施設基準等とH17年度から、従来の等価実技の鑑別が加わり写真の名称・用途が出題されます。 電気事故・波及事故防止の観点から、短絡電流、遮断容量の決定、変流器と保護継電器、保護協調について十分マスタして下さい。 |
「重要事項のまとめ」(PDFファイル) |
施設基準 | 開閉装置 | 機 材 | 短絡電流 | 保護装置 | 保護協調 |
施設基準 |
高圧回路の開閉装置 |
高圧受電設備の機材 |
短絡電流 |
保護装置 |
計器用変成器 | 保護継電器 |
計器用変成器 | |
問題1 通電中の変流器の二次回路に接続された電流計を取り外す場合の適切な手順は。 イ. 電流計を外した後、変流器の二次側を短絡する。 ロ. 変流器の二次側端子の一方を接地した後、電流計を取り外す。 ハ. 電流計を取り外した後、変流器の二次側端子の一方を接地する。 ニ. 変流器の二次側を短絡した後、電流計を取り外す。 |
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問題2 100/5[A]のCTと6600/110[V]のVTとを用いて、単相回路の電力を測定したとき、単相電力計の指示は500[W]であった。高圧側単相回路の電力[KW]は。 ただし、負荷力率は100[%]とする。 イ. 100 ロ. 300 ハ. 400 ニ. 600 |
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問題3 写真に示す機器の用途は。 イ. 高圧水銀ランプを点灯させるとき、始動に用いる。 ロ. 電圧計や表示灯を接続するために、高圧を低圧に変成する。 ハ. 電流計や継電器を接続するために、高圧の電流を低圧の電流に変成する。 ニ. 高圧進相コンデンサ回路に接続して、コンデンサ投入時の突入電流を抑制する。 |
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保護継電器 | |
問題1 受電電圧6,600[V]、受電電力120[KW]、力率80[%]の高圧需要家の受電用遮断器に用いる過電流継電器の適切なタップ値[A]は。 ただし、変流器の定格は20/5[A]とし、タップ整定値は全負荷電流の150[%]とする。 イ. 3 ロ. 4 ハ. 5 ニ. 6 |
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問題2 高圧受電用地絡方向継電器を動作させるために、一般に用いられるものは。 イ. 変流器と接地変圧器 ロ. 零相変流器と計器用変圧器 ハ. 変流器と漏れ変圧器 ニ. 零相変流器と接地コンデンサ |
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問題3 写真に示す品物の矢印で示す部分の用途は。 イ. 継電器の動作時間を整定する。 ロ. 継電器の限時動作電流を整定する。 ハ. 継電器の瞬時動作電流を整定する。 ニ. 継電器の過負荷耐量を整定する。 |
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保護協調 |
第1章 電気理論 |
第2章 配電理論 |
第3章 電気応用 |
第4-1章 電気機器 |
第4-2章 器具・材料 |
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第5章 施工方法 |
第6章 検査方法 |
第7章 発変電・送電 |
第8章 保安法令 |
第9章 配線図 |
試験問題 |